信州大学医学部山岳部のブログ

2024年6月15-16日 常念岳(だけ)山行

time 2024/06/30

2024年6月15-16日 常念岳(だけ)山行

1年生以来、ブログなんて興味もなかったが、なんとなく更新してみることにした。最近はブログの更新をする部員も減って、随分と活動の無い山岳部のように思われるかもしれないが、実際は毎週末数パーティーは山に入っている💦。

さて、今回は1年生を夏の診療所シーズンに向けて、練習として連れて行く「試し登り」も兼ねて、1泊2日でついでに蝶が岳まで縦走してしまおうという計画を建てた。だが、タイトルにある通り常念だけになってしまったのだが…。

6月15日(土) 1日目 天気:晴れ

今回の山行には私のほかに1,2年生が5名、上級生が2名申し込んでくれ、計8名での山行となった。7時に一の沢登山口に集合、7時半ころから登山を開始した。最初の30分はみんなでまとまって歩いていたが、最初の休憩で早い組と遅い組に分かれた。無論、リーダーである私は遅い組でゆっくり行くこととした。(建前上はリーダーだからであるが、私は早く歩くのが嫌いである。)

胸突き八丁手前の沢にはまだ雪が残っていた

各々、順調に登り、約5時間で常念診療所へ到着した。眼前には見慣れた巨人が横たわっていた(槍ヶ岳を巨人の鼻に見立てる)。到着後は各自ゆっくり過ごした。下級生数名が有志で横通岳へ行ってきた。私は山ではゴロゴロする主義なので、梅酒を飲んでお昼寝をした。夕食はみんなで鍋を作り食べた。うどんを持ってき過ぎたのは反省点である。翌日は蝶が岳への縦走をひかえていたので、7時くらいには皆寝た。

巨人が見えるだろうか?

6月16日(日) 2日目 天気:雨のち曇り

朝2時。目覚めるとザーザーと雨の音が聞こえた。元々、翌日の天気は微妙だったが、大雨の音を聞いて気持ちが萎えてしまった。協議の結果、蝶が岳へは行かずに、有志が常念岳へ登って、一の沢に下ることとした。5時に朝食のラーメンを食べ、有志が出発した。例によって私は診療所でゴロゴロして皆の下山を待った。皆が山頂から戻ると、下山を開始した。10時くらいであったが、天気は悪くなく、蝶が岳へ行けたのではないかと思うと、少しばかり後悔の念が押し寄せた。下山も順調にいき、13時ころ下山となった。

ライチョウに遭遇できたようだ

今回の反省は、うどんは持ち過ぎないことと、ちょっとばかり雨が降っても動揺しないということだろうか。いずれにせよ、皆楽しそうにしていたので良しとしよう。蝶が岳はまたの機会にリベンジとしたい。

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