2020/03/28
☆エリア:奥秩父前衛
☆日程:2019年11月9日(土)
☆メンバー:左右田(15M)、梶原(伸)、梶原(江)、澁谷(16M)、綾城(17M・文責)、白石、越智(18M)
☆コースタイム:5:30松本→8:30大平荘跡→8:55登山口→10:30懸垂地点10:50→11:30中央稜取付き11:50→13:10トップアウト→11:20頂上岩壁取付き→13:40トップアウト→14:00澁谷パーティトップアウト→15:00全パーティ登攀終了→15:05山頂15:10→17:00下山
☆ ☆ ☆
若手の若手による若手のための登攀のつもりやったけど、ベテランクライマーがわんさか集まって、結局”いつものメンバー”でアルパインにいってきました。まあけど安心感というか安定感はすごかったどす。これがアラサー…いやいや、ベテランのすごさですね。
【アプローチ】
この日は 一般ルートで登る部員もいて、乾徳公園付近の駐車場で彼らを下ろし、登攀組は大平荘跡へ。有料駐車場(800円)に1台、有料駐車場をスルーしダートの道を走って「乾徳山登山口」の大きな看板付近の道端に1台、もう200m進んだ先のゲート付近に1台止めた。登山道をひたすら進み、胎内を越えて5分ほどの登山道から少し外れたところに懸垂地点がある。
【懸垂下降】1P 50m弱
支点はボルト1つにハーケンが2つ。25mほど下りた箇所にもう一つ支点があり、ここで切ってもいいが、切らずにいく。そこから二手に分かれたルンゼ。下を向いて左手のルンゼをさらに20mほど下り、岩が終わった辺りから歩いた。なんとなく踏跡をたどって取付きを目指す。15分ほど歩いて取付き。
【旗立岩中央稜】綾城-白石、澁谷-越智、梶原伸-梶原江-左右田の3パーティ編成
1P(Ⅳ):ハングまでは手取り足取り登っていき、本来ならハング下から右のカンテにトラバースするらしいが足も手もないのでそのままハングの左を直登した。所々脆い。傾斜の緩んだリッジの右側を進むと階段状の斜面に入る前に3本ハーケンが打ってある。流れも相当悪かったので取付きから20-30mほどのここで切ることにした。
2P(Ⅱ):階段状のところを登ってゴツゴツした所を歩いて、右側カンテ正面スラブを登り切るとペツルが打ってあり、そこが終了点。丁度50m
【頂上岩壁第1岩峰】
中央稜終了点からロープを肩にかけ、クライミングシューズのまま、鳳岩の手前からトレースをたどって取付く。取付きにはハーケンが2本。
1P(Ⅲ):シングルピッチのやさしいスラブなのでどこから登っても楽しい。ルート取り次第で難しくもなる。
3パーティで予想以上に時間がかかりましたが、無事全パーティ登攀終了。山頂にて一般ルートで登ってきた部員と合流。